きもの文化を正しく伝承する。これも私たち中嶋屋の理念のひとつです。
私たちは定期的に、きものに関する文化伝承のための事業を開催しております。
このコーナーでは、その事業の一端をご紹介して参ります。

琉球紅型(びんがた)染め体験教室 2001年4月実施
@まず最初に琉球紅型(びんがた)の工程について簡単にご説明しましょう。
下の表の各工程の図柄中央部分をクリックすると、拡大写真でご覧頂けます。
A次に、琉球紅型(びんがた)の小紋着尺の製作工程についての見本を見てみましょう。
(注:実際の工程はもっと複雑で多岐にわたりますが、ここでは極簡単な説明にとどめています。)
工程1
下絵・型紙があります。
それを基に型置きをしていき
下絵を描きます。
工程2
染料を刷毛で刷り込みます。
色差しの工程です。
工程3
隈取りをいれてボカシを表現。
これが紅型(びんがた)の特徴です。
工程4
色差しを終えた部分に防染のため糊伏せをする前の工程。これから、柄の部分に糊伏せし、地色を引染めします。
工程5
引染めと水揚げ(糊落とし)を終え、完成した紅型(びんがた)染めの小紋です。
Bさあ、いよいよ完全オリジナルの「あなただけのテーブルセンター」に挑戦!
皆さん
真剣ですねェ!
すばらしい
出来栄えに
なりそうですね。
C「あなただけのテーブルセンター」ができるまでを各工程順にご紹介!
色差し・刷り込み
完成後、1昼夜室内乾燥する
色差し・刷り込みが完成
色定着のため
これからは、室内乾燥24時間
24時間の室内乾燥を終え
高温アイロンで色を定着させる
水に漬けて、1昼夜かけて
糊落としをする
浮き上がって来た糊を取り
さらにタワシで完全に糊を
取り除く
再度、室内自然乾燥を24時間
アイロンで仕上げをして
  出来上がり!
みなさん、ご苦労様でした。

 
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